ロングテール理論

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インターネットを利用したネット販売などにおいては、膨大なアイテム(商品)
を低コストで取り扱うことができるために、ヒット商品の大量販売に依存することなく、
ニッチ商品の多品種少量販売によって大きな売り上げ、利益を得ることができるという
経済理論。

商品売り上げのグラフを、縦軸を販売数量、横軸を商品名(product)として販売数量順に
並べた際、あまり売れない商品が恐竜の尻尾(tail)のように長く伸びる。
つまり、販売数量が低い商品のアイテム数が多いということを表しているがその
グラフの形状から因んで「ロングテール」という。


一般に商品販売では「80対20の法則」(パレートの法則)が成立することが知られ、
このためABC分析などを行って売り上げ下位のアイテムを“整理”することが必要
だといわれていた。これは売り場面積やバックヤード在庫などの物理的制約が
あって限られたアイテムしか扱うことができず、かつ在庫(店頭在庫含む)には
固定費が掛かるために、それを賄うだけの在庫回転率のあるアイテムでなければ
コスト的に見合わなかったからである。

しかし、オンラインビジネスでは無限ともいえる売り場スペース(Webサイトなど)
を用意することができ、地代の安価な場所に在庫スペースを設置することができるため、
従来の物理的制約の多くを乗り越えることができる。


特にデジタルコンテンツのダウンロード販売のような在庫固定費をほとんど無視できる
ビジネスでは、数年に1回しか売れないようなアイテムであっても、データベース上に
登録しておくだけでよいなら“整理”する必要はなく、そうしたアイテムを数多く
用意することで大きな売り上げを期待することができるという法則の事を指す。

関連語:パレートの法則

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